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生姜は、香味野菜とか香辛野菜と呼ばれ、薬味として大活躍します。特に、夏は、素麺や冷や麦、冷やしうどんなどには、欠かせません。おろし生姜が、あるのとないのでは、味わいに格段の差ができてしまいます。
生の生姜に含まれる、ジンゲロールの効果
ジンゲロールは、手足の末梢血管を広げて、血流をよくして、手足を温めますが、結果的には体の芯の熱を拡散させて体を冷やすと言われています。一時的に、良くなった血流のために、汗が出て、身体を冷やしてしまうのです。生姜といえば、身体を温めてくれると思いますが、生の生姜では、あたため効果はほとんど期待できないと言われています。ジンゲロールは加熱や乾燥によって、ショウガオールに変化します。ショウガオールは、温活にとても効果があります。
また、ジンゲロールには、殺菌作用、免疫力アップ効果があります。
おろし生姜の、パワーをロスしない使用方法
せっかくの体に良い成分は、調理でロスしないで、使いたいですよね!
ジンゲロールは皮の近くに多く含まれています。
ジンゲロールは皮や皮の近くに多く含まれているので、皮は、なるべく剥かないで使います。皮の汚い所だけ、こそげ取るようにして除き、皮をつけたまま、おろしたり、切って使います。
ジンゲロールは空気にふれると効果が弱くなります。
ジンゲロールは空気にふれるとすぐに酸化します。おろし生姜にする時は、食べる直前におろして使うようにします。おろし生姜は、おろしてからしばらくすると、色が変化して黒っぽくなった経験があると思います。これが、酸化して褐変してした状態で、ジンゲロールのパワーはほとんどなくなってしまっています。おろして、3分おくだけで、半分にパワーがなってしまうと言われています。
おろし生姜の生姜パワー
おろし生姜など、生姜を生で薬味として使うのは、殺菌効果で食中毒を予防する効果があります。また、一時的に血流が良くなるけど体を冷やす効果があり、ほてった体を冷やしてくれます。生姜は、香辛野菜とか香味野菜・ハーブと呼ばれるように、爽やかな香りで、食欲のない時に、食欲増進効果があります。そして、爽やかな味わいが食後にも残るので、胃がスッキリ・体がサッパリしたような感じがします。
夏に私たちが好んで食べるのは、本当に理にかなっていると思います。
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