冷却リングは冷たく感じなくなっても冷却し続ける訳

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夏になると在庫がなくなるほどよく売れる冷却リングですが、実際に冷却リングの温度は28前後なので、さほど冷たいものでは有りません。

冷たく感じるのは?

冷却リングを装着すると冷たく感じる理由として次の2点が考えられます。

1.体と冷却リングが直接接触するので冷たさを感じる(最初だけ)

2.首元を冷やすため全身の熱がクールダウンし、冷たいというより涼しさを感じる

冷たさは、しばらくすると感じにくくなる

冷却リングの温度はせいぜい28℃ほどで、アイスクリームのように冷たいわけでは有りません。

それも、首が涼しく感じるのは首の温度と冷却リングの温度差のがあるからです。

しかし、冷却リングをしばらく装着していると感覚が次第に鈍くなって、冷たさを感じにくくなってしまいます。

このように温度に慣れてしまうことが、冷たさを感じられなくなることが原因の一つです。

しかし、冷たさが感じられなくなっても、冷却リングが凍っている間は、冷却効果が持続しています。

冷たさを感じなくても首は冷却され続ける

冷たさは感じなくなっても、すべて溶けてしまうまでは体の熱は冷却リングに吸収されます。

血液は30秒から60秒ほどで体を巡っているので、首にある首の頸動脈と頚静脈を冷却リングで冷やすことで体のクールダウンも可能です。

冷却リングを選ぶときのポイントは3点あります。

  1. サイズ:首の周りの太さに合わせて選ぶ(男性はL.女性はMがおすすめ)
  2. 素材:PCM(潜熱蓄熱材)は18℃または28℃の大きく2種類ある
  3. 冷却時間:同じ容量の場合は、28℃タイプの方が長い。しかし、冷たさは18℃の方が強く感じる

素材であるPCMはほぼ同じなので、どのメーカーのものでも性能はあまり変わらないと思います。

ただ、メーカーによりPCMの容量が違う場合があるので、長く冷却効果を保ちたい場合は、PCMが多く入った冷却リングを選べばよいでしょう。

ペルチェを使用したネッククーラーとは何が違う

ペルチェ効果を利用したネッククーラーは、電源を入れるとすぐに温度が下がります。室温26℃で、アルミプレート部を測ると14℃ぐらいになっていました。

数年前に購入したペルチェ式のネッククーラー

アルミプレートの温度は1分ほどで14℃に

違い1

一番の違いは、温度の違いです。冷却リングは28℃あるいは18℃に対し、ペルチェ式では14℃(手持ちのもので)で

違い2

冷却リンクはバッテリー無しで1時間ほど使用できますが、ペルチェ式はバッテリーが必要

違い3

冷却リングは計量コンパクトで装着していてもじゃまにならない

違い3

冷却リングは冷却材が溶けてしまうと、再度凍らせる必要があるが、ペルチェ式はバッテリーが続く限り冷却し続ける

まとめ

冷却リングは装着時には冷たくても、次第に冷たさが薄れていきます。

しかし、中の一部でも凍っている間は28℃、あるいは18℃を維持できるので体温を下げる効果は持続します。

以上の理由から、冷却リングがすぐ冷たくなくなるから役に立たないということはなく、皮膚感覚が鈍くなっただけです。冷却は感覚が鈍っても持続しているのです。

冷却リングは溶けてしまえば、それまでです。

なので、使用時間としては1~2時間が限度です。それ以上、冷却が必要な場合はペルチェ式のネッククーラーなどを検討する必要があります。

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