冷風扇は省エネな冷房機として欧米では大人気です。日本でも次第に人気が出てきました。
扇風機では生ぬるい風しか来ないときも冷風扇ならひんやりとした風が出てきます。
しかし、冷風扇は水を使うためお手入れをしないとカビやぬめりが出てくることがあります。
そのため、こまめな掃除が必要になります。最初は掃除をしていてもやがて面倒でやらなくなってしまいことも多いのではないかと思います。
そこで今回はお掃除をあまりしなくとも冷風扇を清潔に保つ方法をご紹介します。
冷風扇を清潔に保つ方法
カビや雑菌が発生しやすいフィルターと水タンクを清潔に
冷風扇は水を含ませたフィルターをファンの風で蒸発させます。蒸発する際に気化熱をフィルターから奪うのでフィルターは冷えます。ファンからの風は冷えたフィルターを通り抜ける際に冷やされて冷たい風となり冷風扇から出てきます。
このように冷風扇のフィルターは常に水を含んでいます。とてもカビや雑菌が発生しやすい環境です。
カビや雑菌は空気中に浮遊しているのでそれらがフィルターや水タンクに付着し増殖するのは時間の問題です。
そのためこまめにフィルターや水タンクを清掃が求められます。
カビや雑菌が発生しやすいのは冷風扇の仕組み上仕方のないことです。ふろ場にカビが発生しやすいのと全く同じですね。
除菌剤でカビや雑菌の増殖を防ぐ
除菌剤をタンクに入れてあげることでカビや雑菌を防ぐことができます。100%とはいきませんがお掃除の回数は劇的に少なくなります。これは、実際に私も体験済です。
冷風扇ではありませんが、緒音波加湿器で今も行っていますが、すでに使用してから3か月経過していますが全くカビは発生していません。そのため一回もお手入れしていません。
私が使用しているのは次亜塩素酸水です。これを40ppmほどに水で薄めたものを加湿器のタンクに入れています。
加湿というより次亜塩素酸水の噴霧器として使用していますが、結果的に加湿器の内部のカビ発生防止にもなりました。
次亜塩素酸水を使って除菌
濃度の薄い次亜塩素酸水は人体への悪影響もないので安心して使えます。給水のたびに次亜塩素酸水を入れるのは多少面倒かもしれませんが、それで冷風扇が清潔に保てるのであれば頑張れるのではないでしょうか?
なお、次亜塩素酸水には金属腐食作用があるので濃度は40ppm以下にするのがよとされています。あまり高濃度にはしないように注意が必要です。
デフェンドウォーター(GSEと水)で除菌
グレープフルーツシードエキスGSEも天然由来の安全な除菌剤です。こちらは抗菌作用もあって除菌した後も抗菌作用があるのが特徴です。金属などへの腐食性は無いので冷風扇にも安心してしようできるため、次亜塩素酸水の腐食が気になる方はこちらの方がいいかもしれません。
以下は冷風扇の話題になっています。
今話題の冷風扇
冷風扇で今話題なのがショップジャパンが販売している「ここひえ」です。価格は類似品に比べ高めですが、ショップジャパンのサポートがあるので初めての方も安心です。
安いものでは3~4千円で購入できますが安い分販売店側のサービスはあまり期待できず初めての方にはあまりおすすめできません。
冷風扇の上手な使い方
冷風扇は涼しい風が出てきますが、同時に湿度も上がります。いくら涼しくとも湿度が上がっては快適とは言えませんね。そこで、冷風扇を上手に使うポイントをお伝えします。
ポイント1
閉め切った部屋では使わない。窓は開けて外の空気を取り入れながら使うことです。もともと冷風扇は部屋の温度で下げるほどの力はありません。冷風をあてて涼しさを感じるものです。窓を開けても部屋の湿度を下げましょう。
ポイント2
エアコンと併用すると快適です。エアコンの乾いた風や冷たさが嫌な方でも、冷風扇の風なら大乗馬だという方もいらっします。冷風扇の風には適度な使命毛があるので肌に優しいのでしょう。
ポイント3
気温が35°Cを超える猛暑日はあきらめて使わないこと。いくら涼しい冷風扇でも猛暑日に使うのは無謀です。このような日は使えないと割り切りましょう。
冷風扇に対しては賛否両論ありますが、上手に使えばその涼しさを体感できるはずです。万能な冷房機ではありませんので、どのような使い方なら快適に使えるかを知っておくことが大事ですね。