スポンサーリンク
Last Updated on 2024年1月20日 by あっぱれ
RX10M4でスローモーション撮影をしてみました。スズメのスローモーションです。飛び立つ場面と、飛んでくる場面の2本を繋いで1本にしています。
RX10M4のハイフレームレートHFRモードを使うのはとても簡単でした。
設定方法
メニューより、次の4つを最初に設定します。
カメラメニュー(動画1)>HFRハイフレームレート設定をセレクトして、下記の4つをセレクトします。今回は青色の網掛けをセレクトしました。
記録設定 :
記録する動画のフレームレートを[60p 50M]、[30p 50M]、[24p 50M]から選ぶ。
フレームレート :
撮影時のフレームレートを[240fps]、[480fps]、[960fps]から選ぶ。
優先設定 :
画質を優先する[画質優先]か、撮影時間が長くなる[撮影時間優先]かを選ぶ。
録画タイミング :
MOVIEボタンを押してからある一定の時間を記録するか([スタートトリガー])、MOVIEボタンを押すまでのある一定の時間を記録するか([エンドトリガー]、[エンドトリガー ハーフ])を選ぶ。
次にモードダイヤルを回してHFRにセットします。
ここで、撮影範囲とピントを決めます。
設定したら、コントロールホイールの中央ボタンを押して、スタンバイします。
今回はエンドポイントなので、撮影したい場面が終わった時点で,MOVIEボタンを押します。
スタンバイ中に記録した動画がボタンを押した時間から遡ってメモリーに記録されます。今回の設定ではや樹6秒感記録できます。
優先設定 | フレームレート | イメージセンサー読み出し有効画素数 | 撮影時間 |
---|---|---|---|
画質優先 | 240fps | 1824×1026 | 約4秒 |
480fps | 1824×616 | 約3秒 | |
960fps | 1244×420 | ||
撮影時間優先 | 240fps | 1824×616 | 約7秒 |
480fps | 1292×436 | ||
960fps | 912×308 | 約6秒 |
再生速度は次のようになります。今回は8倍スローです。
フレームレート | 記録設定 | ||
---|---|---|---|
24p 50M | 30p 50M | 60p 50M | |
240fps | 10倍スロー | 8倍スロー | 4倍スロー |
480fps | 20倍スロー | 16倍スロー | 8倍スロー |
960fps | 40倍スロー | 32倍スロー | 16倍スロー |
三脚とスマホがあれば便利
捕る範囲やピントは撮影前に設定するので、カメラは三脚に固定しておきます。持っていてもいいですが、いつスズメがやってくるのか、いつ飛び立つのかは不明なので重たいカメラを持っているのは疲れます。
また、撮カメラのMOVIEボタンを直接押す場合はカメラの側にいなくてはなりませんが、スマホでスタートさせるなら多少離れた場所で待機できます。
ここで使用するスマホアプリとして、ソニーが提供しているImaging Edge Mobile(IME)を使いました。詳細は、ソニーの解説ページを御覧ください。
使用感
HFRの使用感ですが、とても簡単にスローモンション動画が取れてとても良い感じです。対象物によっては手持ちでも手軽に撮影できました。
ただ、飛行中の鳥をいきなり撮影するのは、ほぼ不可能な気がします。飛行経路が限定されていれば別ですが、やはり枝などから飛び立つ、あるいは飛んできて枝に止まるなどの状況がないと撮影は困難でなないかと感じす。
まだ、始めたばかりなので、あるいはもっと自由に撮影できるようになるのかもしれませんが、今回の経験からは以上のように感じました。
スポンサーリンク