月面写真をRX10M4とZFで撮影 より詳細に写るのはどちら? 2024年4月19日 

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Last Updated on 2024年4月28日 by あっぱれ

RX10M4『全画面超解像』、FZ(DXモード)に『マウントアダプターFTZ2 + テレコン(x1.4)有無+ 500mm』のそれぞれで月面を写してみましたが、どれも、画像の劣化や操作性などに問題は感じられません。

RX10M41200mm相当で撮影

RX10M4は35mm換算で600mmあります。全画素超解像ズームを使うとLサイズでも、解像感を保ったまま約2倍までズームできます。およそ1200mm相当になるわけです。

ZF 500mmで撮影

ZF 1035mm相当で撮影 500mmとDXモードX1.4テレコンバーターの組み合わせ

FZのマウントアダプター、テレコン、500mmを装着するとこんなに長くなります。家で撮影するならいいですが、持ち運ぶのは大変そうです。それに比べるとRX10M4は非常にコンパクトですね。

ZFとRX10M4の大きさ比較

フルサイズと1インチの差が大きいです。RX10M4の600mmは光学的な最大焦点距離220mmで、ZFの500mmに比べ半分以下です。

有効口径はZF(500mm)はRX10M4の1.6倍ほどあるので、分解能や集光力もその分優れています。そのため月面などの撮影には、厳密に言えばZF(500mm)の方が有利ということになります。今回は撮影しませんでしたが、COOLPIX P1000も有効口径67mmとRX10M4の1.2倍ほどあり、やはり月面写真ではRX10M4より有利と思われます。

・RX10M4:220/4=55mm

・ZF500mm:500/5.6=89.3mm

・COOLPIX P1000:539/8=67mm

以上から、月の写真をより詳細にとるならZF(ここでは500mm)をつけて撮るのが理屈では一番良いということになります。

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