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Last Updated on 2020年8月25日 by あっぱれ
昨日は木星と土星の写真をCOOLPIX P1000で撮ってみました。三脚に微動雲台を載せて、その上にOOLPIX P1000を載せて撮りました。微動雲台はフィールドスコープようなので125倍のCOOLPIX P1000ではちょっと触っただけで像が跳ね回ります。それでも、これが無ければ木星も土星もファインダーに入れるには難しいです。また、振動も1~2秒で収まるのでさほど不自由はありません。しいて言うのであれば微動範囲が上下左右ともに±10度なので長時間になると微動範囲を超えてしまうことぐらいです。
木星の写真
3000mmx4デジタルズーム
1200mm(35mm換算)で撮った木星です。木星の縞と木星近くの衛星が2個写っています。木星の左すぐがイオ、その左がエウロパです。ガニメデは木星の右にいますが画面の外です。カリストは木星の左で、画面の外です。
トリミングで拡大
画面の左端がカリストで右端がガニメデです。カリストは暗くてよく見えませんが左端にかろうじて写っていました。
土星の写真
土星の写真を初めてCOOLPIX P1000で撮影しました。木星はピーキングで近くの衛星を見ながらなんとかできましたが、土星では衛星の衛星はこのカメラでは見えないので土星のピーキングで行いましたがうまくできませんでした。動画を撮りながら土星の輪でピントを合わました。
土星のピント合わせ
録画しながらリモコンでピントを合わせてみました。
ただ、微動雲台をいじると画像がファインダー内でびゅんびゅうん飛び跳ねます。とてもこの微動雲台では追尾など無理ですね。
21hi10m51s
f3000mmx4電子ズーム、50分の1秒、iso200、F8.0
トリミングなし、画像処理なし
上の写真を撮りトリミングして拡大してみました。土星の輪がちゃんと写っていました。COOKPIX P1000で土星の輪も写せました。やっぱり凄いカメラです。有効径67mm、f539mmの屈折望遠鏡で直焦で撮影するようなものですね。
21hi12m49s
f3000mmx4電子ズーム、60分の1秒、iso200、F8.0
トリミングなし、画像処理なし
21hi10m53s
f3000mmx4電子ズーム、60分の1秒、iso200、F8.0
トリミング
撮影に使った機材
- COOLPIX P1000
- リモコン(ML-L7 )
- 微動雲台(ビクセン)
- 三脚
薄い雲が一面にかかっていたので、下記の条件で撮影
- ISO200
- シャー―ター速度40分の1秒
- 絞りF8.0
- f3000mmx4 デジタルズーム
がっちりした赤道画があれば手動でも短時間なら追尾できます。自動追尾ならなお楽ちんでしょうね。もっといい写真が撮れるようになるといいのですが、赤道儀やオートガイドなど始めると際限なくなります。とりあえずCOOLPIX P1000でしばらくは楽しみます。
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