午後3時から、翌日19時までの月を撮ってみた~2019年4月16日

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Last Updated on 2020年4月24日 by あっぱれ

RX10M4で午後3時から、翌日2時までの月を撮ってみました。すべて手持ちで三脚は使っていません。撮影時の空の明るさ、月の高度などで違って写ります。当たり前ですが、実際にやってみるとわかります。今回は月齢10の明るい月なのでクレーターなどを写して楽しむにはちょっと条件がよくありません。

4月15日15時30分07秒撮影 高度23.5° 月齢9.9

空が明るいので月はぼんやりとしています。海は写りますがクレーターはよく見えません。

シャッター速度1/1000秒、F6.3、-0.3EV、ISO100

4月15日17時9分47秒撮影 高度42.8° 月齢10.0

シャッター速度1/1000秒、F10、-0.0EV、ISO100

15時よりぼけています。

4月15日18時40分13秒撮影 高度58.8° 月齢10.0

シャッター速度1/1000秒、F4.0、-0.0EV、ISO400

クレーターがはっきり見えるようになりました。

4月15日21時45分17秒 高度61.5° 月齢10.2

シャッター速度1/1000秒、F4.0、-0.0EV、ISO400

大気の状態もよくてきれいな月が出ていました。

4月16日0時1分22秒撮影 高度37.3° 月齢10.3

シャッター速度1/1000秒、F4.0、-0.0EV、ISO400

600mmのつもりが561mmになっていました。35㎜換算です。ちょっと小さめです。

4月16日16時37分撮影 高度23.3° 月齢10.9

シャッター速度1/1000秒、F50、-0.0EV、ISO100、600mm(35mm換算)

大分太ってきましたね。

4月16日18時4分19秒撮影 高度39.8° 月齢11.0

シャッター速度1/1000秒、F4.0、-0.0EV、ISO200、600mm(35mm換算)

クレーターがはっきり見えてきました。

4月16日19時21分42秒撮影 高度53.1° 月齢11.1

シャッター速度1/1000秒、F4.0、-0.0EV、ISO200、600mm(35mm換算)

月齢が10も過ぎるたので全体的にのっぺりした感じになってしまいました。

月の高度は高いほうが撮影には有利

月の高度が低いと大気の影響を受けてやすいので、月面写真を撮り時はできるだけ月が高いときがいいですね。

ちなみに春分の日の月の南中高度は90°ーその土地の緯度で求まります。東京だと90-35.6=54.4°です。夏に向けどんどん高くなり夏至では、23.4°足した高度になりますので77.8°ですね。

月を写すときのF値はいくつがいいの?

望遠鏡で天体観測するときは、少しでも口径の大きな望遠鏡の方がよく見えます。単純にレンズが大きくなると細部まで見分ける能力が上がるからです。

カメラの場合はどうなんでしょうか?月や惑星を写すときは、今は望遠鏡と同様開放がいいと思っていますが、それでいいのでしょうか。実際に絞りを変えて写して確かめればいいだけですね。

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