太陽と月の写真を撮ってみた~2019年5月22日撮影 稲城

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Last Updated on 2020年4月24日 by あっぱれ

2019/5/22の月と太陽を撮影してみました。月は午前2時頃、太陽は午前10時頃です。昨日、太陽撮影用のND100000が届きました。太陽がフィルターでどのように写るのか試し撮りです。黒点は19日以来ゼロ個の様です。ちょっと寂しいっ写真になりました。

太陽と月の写真

太陽はND100000で撮影しました。嵐のような天気のあとの澄んだ空でした。

太陽の写真

9h49m15s F4.0 ,f600mm(35mm換算),1/8000,ISO100,ND100000

拡大してみても黒点は見えません。NICTの情報を見ても19日から黒点ゼロが続いていました。

約3.9倍に拡大

月の写真

19日が満月でした。22日は月齢が17と少し欠けてきました。危機の海が半分隠れています。

1h41m13s F4.0 ,f600mm(35mm換算),1/1000,ISO200,

3.8倍に拡大。嵐のような天気がうそのように晴れ上がりました。外にいると肌寒さを感じます。

ND100000の使用感

マルミND10000をステップアップリングに取り付けての使用です。太陽は直接見るとまぶしいので、広角で太陽を中心に入れてから望遠端にしました。600mm(35mm換算)での太陽は月とほぼ同じくらいの大きさに見えます。

初めて使ったので何とも言えませんが、もう少し露出を少なめの方がいいかもしれません。周辺部に色のにじみが目立ちます。開放で撮っているのでレンズの色収差でしょうか。ただ黒点さえ写ればよいのであまり気にはなりません。

ND100000フィルターを通すと適切なシャッター速度やISO感度を設定すれば、ごく普通に月面をとるような感覚で写真が撮れました。太陽の写真を撮るのには最適なフィルターだと思います。

 

目の安全のために

RX10M4のファインダーは光学式ではなくEVFです。いわゆる液晶モニターです。液晶モニターも必要以上に明るくしないようにしています。太陽撮影だけでなく、あまりにも明るい画面を長時間見ると網膜にダメージがあるそうなので気を付けましょう。

ND100000を装着したら、シャッター速度、ISO感度などをあらかじめ設定してからEVFを除きます。位置を確認したらすぐに、オートフォーカスで撮影します。長い時間太陽にカメラを向けないことが大事です。

ND100000は可視光に関しては十分に減衰させますが、赤外領域はある程度投下してしまいます。カメラのイメージセンサーにどれほどのダメージがあるのかはわかりませんが、できるだけ太陽に向けている時間は短時間にした方がカメラにとってもよいのではないかと思います。

注意!

最後に、もしEVFでなく光学ファインダーの時は太陽を絶対に見ないようにしてください。先に説明した通り赤外線領域の光が目に入って失明する可能性もあります。そのようなカメラではファインダーではなく液晶モニターで撮影してください。

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