パネルヒーターとオイルヒーター の違い~電気代は?

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部屋の空気を汚さない、じんわりと芯から暖まるなど人気のオイルヒーターやパネルヒーターです。エアコンやファンヒーターの風が気になる方にも人気です。我が家にも小さなオイルヒーターがありますが、すぐには暖まらないですが気が付くとじんわりと暖まってきます。

パネルヒーター、オイルヒーターの違い

パネルヒーターとオイルヒーターの違いをいろいろな点から見てみました。

パネルヒーターが暖まる仕組み

パネルヒーターは、名前の通り電熱線をパネルでサンドイッチ状にはさんだものです。電熱線が直接パネルを暖めるのですぐに暖かくなります。温度調整は電熱線に流す電流で調整します。

パネルから出る熱は輻射熱としてそばにいる人や部屋のいたるとこルの届きます。ちょうど照明の光が空気などに関係なく部屋を明るく照らすのと同じ理屈です。

照明から出る光は目に見える可視光ですが、パネルヒーターから出るのは赤外線なので目に見えません。この赤外線が体を温めてくれます。ちょうど太陽の日を浴びると暖まるのと全く同じです。

また、パネルヒーター本体で温められた空気の対流により部屋が暖められます。輻射熱と対流で部屋を暖めているのです。オイルヒーターも同様の方法で部屋を暖めます。

オイルヒーターが暖まる仕組み

オイルヒターは名前の通り、難燃性オイルで満たされた密閉容器とオイルを暖めるための電熱器で構成されます。オイルを電熱器が暖めると容器についている放熱フィンから放熱し始めます。中のオイル全部が温まるまで時間がかかるので、すぐには放熱フィンも暖まりません。

中のオイルの温度が上がるにつれ放熱フィンから熱が放射され始め、部屋全体が暖まります。放熱フィンから出るのは赤外線です。この赤外線が体や天井や壁などを暖めるのです。

また、放熱フィンに触れている空気は暖められて上昇気流を作ります。やがてオイルヒーターを起点とした空気の対流が生じます。。暖められた空気は部屋の壁や天井、床などを暖めます。オイルヒーターも輻射熱と対流で部屋を暖めています。

電気代の違い

電気代は消費電力の消費量で決まります。電力料金の目安単価として27円/kwhで電気代を計算します。

パネルヒーターもオイルヒーターも消費電力が1200Wで木造5畳、コンクリート8畳あたりが目安になっています。すなわちあまり消費電力は変わらないということです。

電気代が違ってくるのは、パネルヒーター、オイルヒーターの違いではなく、温度コントロール機能があるかどうかの方が大きいです。サーモスタットの付いているタイプであれば無駄に温める心配がなく電気代も抑えられます。

電気代を考えるときは、サーモスタットなどの温度コントロール機能があるかどうかを見ることが大事です。

重さの違いで使い方も違ってくる

パネルヒーターとオイルヒーターの重さはかなり違います。大雑把に言えばオイルヒーターは1200Wクラスが12kg程度、パネルヒーターは6kg程度です。倍ぐらいオイルヒーターが重たいですね。

部屋から部屋に持ち運ぶならパネルヒターを、1か所で使うならどちらでもいいですね。オイルヒーターは重たいので倒したりしたら危険です。

オイルヒーターのオイル漏れに注意

オイルヒーターにはオイルが入っています。取説にもオイル漏れがあった場合の対処法が書かれています。めったに起きないことだとは思いますが、オイルが漏れこともあるということです。強くぶつけたり転倒させたりしないよう気を付けましょう。

かなり前に超有名メーカーの中国製造のオイルヒーターの油漏れが問題になったことがありました。油漏れの無いパネルヒーターの方が扱いやすいですね。

処分費用はどちらが高い?

どちらも大型ごみで処分することにあんると思いますが、私の住んでいるところはオイルヒーター1000円、パネルヒーター500円です。やっぱり重たいと処分費用もかかるようです。

寿命はどちらが長いか?

オイルヒーターもパネルヒーターも発熱部が空気には触れないので長寿命です。うちのデロンギは15年ほど使っていますがが全く問題ありません。

ぶつけたり倒したりして大きな衝撃を与えない限りは10~20年ぐらい使っている人もいるようです。概ね10年ぐらいとみておけばいいのではないでしょうか。

ただメーカーでは製品寿命は特に定めていませんので壊れるまで使っていいのだと思います。パネルヒーターもオイルヒーターも寿命は同じぐらいと考えてよさそうです。

設置する場所はどこがいい?

どちらも輻射熱で部屋全体を暖める暖房器具です。部屋の空気を暖めるのではなく壁や天井、床、人など輻射熱が当たったところを暖めます。太陽光も空気を暖めるわけではなく直接陽に当たったところを暖めます。これと同じ理屈ですね。

次に暖まった天井や壁、床に触れる部屋の空気が温まります。そのため気密性の悪い部屋では外気が流入しやすいので、なかなか部屋が暖まらないということが起きます。

家の中で冷えやすいのは窓です。オイルヒターやパネルヒターは窓際に置くと効率よく部屋が暖まります。

窓際においておけば暖まった空気で窓が暖められ部屋の温度が下がるのを防ぐことができます。更に、窓に厚手のカーテンをするなどしてく部屋の空気が窓に触れない工夫も大事です。

 

以上、パネルヒーターとオイルヒーターの違いをお伝えしました。内容についてはオイルヒーターメーカーとパネルヒーターメーカーに問い合わせて確認していますが、書き方等に誤り等がある場合はお許しくださいね。

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