ニコン望遠レンズをZWO ASI 224MCに装着~ニコンFマウントアダプターII・ASIカメラ全般用

天体
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「ニコンFマウントアダプターII・ASIカメラ全般用」というニコンFマウントアダプターでニコンの望遠レンズをZWO ASI 224MCに装着

ZWO ASI 224MC + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRで撮影した月

2020/12/22 20h44m45s,Gain=187,Exposure=0.000835
AS!3,Registax6,Photoshopで処理
月面のファーストトライですがピント合わせが甘かった。システムのせいではありません。

この日の月の視直径は約0.5度です。水平画角0.55度、垂直画角0.41度です。半月なので画面に収まりました。

フルサイズで500mmの望遠レンズはZWO ASI 224MCでは約7.5倍の焦点距離になります。35mm換算で3750mm相当です。

また、このレンズの電磁絞りは電子接点なしでは開放の状態になります。ニコンに確認したら開放になるとのことなので間違えないです。

手持ちのレンズで試したら最大絞りになるものもありました。すべてが開放になるわけではないようです。

ピント調整も気をつけないと、ピントリングを回してもピント調整ができないレンズもありました。できるだけ古いレンズを使うのが良さそうですね。

fは320mmで35mm換算で2625mm相当です。下の写真の通り画面いっぱいに写りました。ズームレンズは画角が調整できて便利だと感じました。

ニコンFマウントアダプターII・ASIカメラ全般用

3つのパーツに別れます。224MCは全部使います。フランジバックが17.5mmの機種(174,294,185,1600等)では、一番うすいパーツを外して装着します。

ZWO ASI 224MCと組み合わせた状態

レンズ側はFマウント(ニコンのカメラマウント)になっているので、ニコンカメラに取り付けるのと全く同じ要領でセットできます。

ただし、電子接点が無いのでマニュアルでピント合わせを行います。また、電磁絞りのこちらのレンズでは電子接点なしだと開放になります。そうならないレンズもあるので最初に確認しておくと良いでしょう。自分で絞りを調整するならレンズ側で絞りを調整できるものが必要です。

アダプターを取り付けたところ

ZWO ASI 224MCを接続

ガタツキもなくしっかりとマウントできます。

別の望遠レンズ AF-S NIKKOR 500mm 1:5.6E PFEDにも当然ですが装着できました。こちらも絞りは開放になり、ピント調整もできました。

1.4倍のエクステンダーにアダプターを装着。焦点距離は700mmになっています。これだと35mm換算で5250mmになると思います。惑星を撮るには小さすぎますが、月太陽黒点などの拡大写真には良さそうです。

三脚座のないレンズにリング三脚座をつける

300mm以上ある望遠レンズにはリング三脚座がついているので、AZ-GTiには三脚座を利用してもマウントできます。しかし、通常のレンズにはリング三脚座がついていません。その場合は部品を集めて下の写真のような三脚座を構成する必要があります。詳しくは、こちらのページに記載しました。

20mmレンズにZWO-ASI224MCを装着、マルチバンドとクイックシューでリング三脚座を構成。後日わかったのですが、このレンズでは絞り値が最大になるので、実際には使えないですね。

こちらのページに詳しく記載しました。

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