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Last Updated on 2018年8月16日 by あっぱれ
今日は頼まれた梨の新高の予約を横田園でしてきました。正確には伝票を貰ってきただけですが。ついでに我が家用にと愛甘水と多摩を買ってきました。多摩が欲しかったのですが売り切れてしまったようです。間違えて1個愛甘水の6個入りセットに1個だけ多摩が紛れていてラッキーでした。ということで愛甘水が5個と多摩が1個です。おまけに小さな梨をもらいました。
横田園さん
横田園という販売店です。赤い前掛けをしているのが横田園のおばあちゃんで、左に座っているのが娘さんの様です。おじいちゃんは数年目に他界しました。
おじいちゃんと一緒に育て上げたこの梨園やブドウ園がとても自慢なようです。お話が始まると止まりません。この直売所の裏手がなし園とぶどう園です。梨とぶどうを生産されています。
ここでは、ぶどうの高尾や、梨の多摩、幸水は既に予約終了でした。稲城ももうすぐ出てきますが、例年すぐに予約終了になります。
例年お中元に梨やブドウを送る方が多いので予約はすぐに埋まってしまいます。直売所で自分で持ち帰りであれば、予約が終わっていても買える場合があります。
道路斜め前には押弥太園さんが直売店を出しています。写真を撮り忘れましたが横田園さんの並びには葉月園さんもあります。各直売所は並木通りに面しているので、車で来ても買い求めやすいです。
こちらのページに稲城直売所の電話番号一覧があるので、予約されたい方はまず電話を入れておきましょう。早くしないとあっという間になくなっちゃいます。
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こちらが横田園で買ってきた梨
おまけの梨と愛甘水、多摩オールキャストです。全部で3000円でした。1個500円ということですね。
旬のものですからね。それにここまで育てる農家さんの作業を見てくれば納得のお値段です。このブログでも梨の成長をずっと見てきたんのでよくわかります。
右は愛甘水、左は多摩です。表面の模様がちょっと違うとのことです。
右が愛甘水で左が多摩です。実の尻の窪んだ部分(ていあ)が浅いのが愛甘水の特徴だそうです。左の多摩のていあは、そういえばちょっと深いかな。あとは果実表面の模様でもわかるそうです。素人には識別は難しそうです。でも、このお店だって愛甘水に間違って多摩が1個は言ってたぐらいですから、難しいんですねきっと。
お味は、冷やしてからのお楽しみです。
愛甘水について
愛甘水という名前は初めて聞きました。
農林水産省の品種登録データベースに登録されていました
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以下はデータベースからの引用です。
データベースの文章なので読みにくいですが、詳しく書かれているので興味があれば読んでみてください。
この品種は、「長寿」と「多摩」の交雑実生であり、果形が扁円で甘味が多く、育成(愛知県安城市)において7月下旬から8月上旬に成熱する赤なしである。
樹姿は中間、樹の大きさは中、樹勢はやや弱、枝梢の太さ及び節間長は中、短果枝の着生はやや多、えき花芽の着生は中である。
成葉の形は卵、葉の大きさは小、どん葉の色は赤複褐、花の大きさは中、花弁の形は円である。
果実の形は扁円、ていあの深さはやや浅、広さは広、有てい果の有無は混在(多少ある)、果実の大きさは中(300~350g)、果皮の色は黄赤褐、果点の大きさは中、密度はやや密である。果硬の長さは及び太さは中、肉梗の有無は無、果心の形は円心臓、大きさは中、心室の数は中である。
果肉の色は黄白、硬さ及び粗密は中、甘味は多、酸味は少、香気は微、果汁の多少は中である。
成熱期はかなり早で、育成地において7月下旬から8月上旬であり、「幸水」より10日程度早い。
芯腐れは少、みつ症状は少(わずかに出る)、裂果は無、果実の貯蔵はやや短である。
「長寿」と比較して、ていあの深さが小さいこと、甘味が多いこと、成熱期が遅いこと等で、「多摩」と比較して、葉の大きさが小さいこと、果実の形が扁円であること、ていあの深さが浅いこと等で、「幸水」と比較して、葉の大きさが小さいこと、ていあの深さが浅いこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。
愛知県の生まれですね。多摩と長寿の交雑実生です。どこか多摩に似ていますね。
幸水が一番早く店先に並ぶと思っていましたが、この愛甘水の方が10日程早く店先に並ぶようです。
横田園では幸水が売り切れでした。幸水のほうが人気で予約が終了してしまったためでしょう。愛甘水はあまり知名度はなさそうなので予約もあまりなかったのかもしれないですね。
稲城の他の直売所でも販売しているのか気を付けてみてみようと思います。
稲城直売所情報はこちらから見られます。
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