RX10M4で太陽の写真撮影~曇り空なので肉眼で太陽直視ができた

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Last Updated on 2020年4月24日 by あっぱれ

曇り空で肉眼でも太陽が楽に見えていたので、RX10M4で太陽を撮影しました。太陽撮影用のNDフィルターもないので曇り空で太陽が雲を通して薄く透けて見えるタイミングを狙います。

RX10M4は電子ビューファインダ(EVF)なので万が一の場合もイメージセンサーは焼けてしまう可能性がないことはありませんが、目に被害が及ぶことはないはずです。液晶モニターを見ているようなものですから。ただし、真似して光学ファインダーのカメラで覗いては絶対にいけません。目にやけどをしたら大変です。

1眼レフで太陽を撮影するならNDフィルターを必ずレンズの先に取り付けてください。ND100000という10万分の1に光の量を減衰させるフィルターがあるので、それを必ず取り付けて下さいね。

今回は、あくまでも曇り空での特別な撮影です。真似しないでくださいね。

 

カメラ設定

焦点距離:220mm(35mm 換算で600mm)

RX10M4の最大焦点距離です。

絞り:解放(F4.0)

これはできるだけ分解能を上げたいと思ったからです。

シャッター速度:32000分の1秒(雲のかかり具合で暗すぎるときは少し早めに)

支持:手持ち

これだけ速度が速ければ三極はいらないですね。

ISO:64

最低の64にしました。光の感度を下げて画像がまぶしすぎることがないようにします。さらに画像の荒れを抑える意味もあります。ここはできる限り小さいほうがよいと思いました。

ピント調整:オートフォーカス

月と同じと考えてオートフォーカスにしました。

 

まとめると次の通りです。

マニュアル設定、オートフォーカス

NDフィルターなし

32000分の1秒

F4.0

f=600mm(35mm換算)

ISO64

 

 

次の写真は、600mm(35㎜換算)での画面です。

手持ちで撮っていて水平は出ていません。

撮影時刻:8時49分

太陽を大きくしてみました。黒点が中央に見えています。

少し拡大しました。暗部と少し明るい半暗部も写っていました。昔は望遠鏡で白い紙に投影して、影を観察したものですが今は直接カメラで撮れて便利ですね。

下の写真はベルギー王立天文台の本日の太陽黒点写真です。解像度は足元にも及びませんが、同じような位置にちゃんと黒点が写っていますね。天然の雲のフィルターではなくちゃんとした光学フィルターで撮れば、もう少しましな写真が撮れるかもしれないです。

次の写真はベルギー王立天文台の今日の太陽写真です。

出典:ベルギー王立天文台

次は私の撮った太陽写真

撮影時刻:8時38分

撮影時刻:14時8分

太陽はギラギラで午前中のようにきれいには見えません。F16まで絞って撮りました。オートフォーカスですが雲のせいでしょうかピントがあまりあっていないように見えます。黒点位置が少し動いていまます。

太陽の出ている近くの雲が明るく光っています。32000分の1秒、F16、ISO64でもこんなに明るい。

MD100000とステップアップリングを買いました

しっかりと太陽の写真を撮ってみたくなったのでフィルターとアダプターを買いました。ソニーのRX10M4はフィルターの径が72mmです。MARUMIのは77mmなので72-78のアダプターも買いました。

・MARUMI NDフィルター DHG太陽撮影用 77mm 75138

・Kenko フィルター径変換アダプター ステップアップリングN 72-77mm 日本製 887820

というのを、今日アマゾンに発注しました。

結構いいお値段でしたが、、やっぱりフィルターを通して太陽を撮影したいですね。5月23日入荷予定だそうです。待ち遠しいですね。アダプターの方も、5月23日入荷予定となっていました。偶然ですね。

しかし、アマゾンからの連絡では18日までには着くとありました。早いほうが助かります。

買ったのは、こちらです。

今度は、これで太陽の写真を撮ってみようと思います。

太陽も月もRX10M4で簡単に撮影できることがわかりました。今度は惑星がどの程度写るのか太陽のあとでやってみようと思います。

(注意)

繰り返しになりますが、ND100000のフィルターなしでカメラを太陽を向けると危険です。特にEVFでないカメラでは目にやけどするので絶対にやめましょう。

なお、光学ファインダーはこのND100000フィルターをたとえつけていてものぞかないでください。必ずEVFを使ってください。カメラがEVFでなければ太陽撮影はやめた方がいいでしょう。

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